両開きのごみ箱っていくつかメーカーあるけど、何が違うんだろう?
ケユカ・ソロウ・ニトリ(デコホーム商品)の3社メーカーの両開きごみ箱を徹底比較してみました。
先に大事な部分を言っておくと、
両開きのごみ箱とは?
そもそも両開きタイプのごみ箱とは、
こういう足でペダルを踏むと、フタが観音開きで開くタイプのごみ箱です。
両開きタイプのごみ箱メリット
- 従来型よりスペースをとらず、置き場所を選びにくい。
- 従来型よりフタが閉まるときにパタパタしにくい。
- ペダル式なので手がふさがっていても開けれるし、手が汚れない。
両開きタイプのごみ箱の一番のメリットは
「従来型よりスペースをとらず、置き場所を選びにくい」ことです。
ごみ箱の上の空間を活用したい人(ラックの一番下にゴミ箱設置したい人)には
特におすすめです。
両開きごみ箱各メーカー仕様・特徴・口コミ
両開きのごみ箱で有名なメーカー3社の製品を比較しました。
後述しますが、ニトリ【 デコホーム商品】とソロウの基本形状を同じものでした。
KEYUCA(ケユカ)ダストボックス
ケユカ ダストボックス仕様一覧
サイズ展開はLL・L・M・S・SSとありますが、使用の多いLL・L・Mの3サイズを比較しました。
LL(45L) | L(30L) | M(20L) | |
---|---|---|---|
値段 | 5,280円 | 4,620円 | 3850円 |
サイズ(cm) | W26.5×D42×H60.7 | W22×D41×H50 | W20.5×D38×H37 |
蓋開けた時の高さ (cm) | H72.7 | H60 | H46 |
容量 | 42L (45Lゴミ袋対応) | 27L (30Lの袋対応) | 15.2L (20Lゴミ袋対応) |
色 | ホワイト ブラック | ホワイト ブラック | ホワイト |
袋止めの素材 | 金属製 | ポリプロピレン ※改良型 | 金属製 |
ケユカ ダストボックス 特徴・気になる口コミ
- 袋留めに凹凸あり、取っ手付きゴミ袋(レジ袋)を2、3枚かけて分別もできる。
- ゴミ袋ストック用ポケットも付いている(※LL・Lのみ)
- フタが静かに閉まる。
- 後輪キャスターはやわらかい素材で覆われている。
- 30000回の開閉試験をクリア
- 引き出しやすいように指がかかるようになっている。
- 内側がデコボコ少なく掃除しやすい
- フタの開閉がスムーズじゃない。
- 同じ商品でも蓋の閉まりが悪いものがある(個体差あり?)
- ゴミ箱のキャスター部分がはずれやすい。
- 金属の袋止めは袋をひっかけてもすぐ取れる。
※L(30L)はポリプロピレンに改良
※L(30L)の袋止めは改良されたことで袋止めが内側に反るため、開口部分が狭まるとの口コミもあります。
※LL(45L)は重量に耐えられるように金属製を採用のよう?
袋止めがL(30L)だけ改良されて素材が変更になっております。
ただ改良されたことで袋止めが内側に反るため、開口部分が狭まるとの口コミもあります。
SOLOW(ソロウ) ペダルオープンツイン
ソロウ ペダルオープンツイン 仕様一覧
45L | 35L | 20L | |
---|---|---|---|
値段 | 4,290円 | 3,630円 | 3,080円 |
サイズ(cm) | W27×D42.5×H48 | W22×D42.5×H48 | W22×D36×H38 |
蓋開けた時の高さ (cm) | 61 | 58 | 48 |
容量 | 45L (45Lごみ袋対応) | 35L (45Lごみ袋対応) | 20L (20Lごみ袋対応) |
色 | ホワイト ブラック グレー | ホワイト ブラック グレー | ホワイト ブラック グレー |
袋止めの素材 | ポリプロピレン | ポリプロピレン | ポリプロピレン |
ソロウ ペダルオープンツイン 特徴・気になる口コミ
- 35Lと45Lは蓋を閉じた状態で高さが同じなので並べて分別にご使用も便利。
- 抗菌加工(SIAA取得)/防汚加工あり。
- フタが静かに閉まる。
- 袋止めはさっと袋を掛けられる中折れ構造。
- 袋止めの凹部分に持ち手つきポリ袋を 2つセットすることで分別が可能。
- キャスター付き
- 思いの外あまり入らない(7割程度が目安?)。
- フタが閉まらないことがある。
- ゴミがパンパンの状態で袋を取り出そうとすると、袋留めに引っかかって袋が破れる。
※メーカーの説明書通りにゴミを取り出すと多少は良いようです。 - 壁にくっつけて使うと、蓋の側面が壁にひっかかって閉まらないことがある。
ゴミを出そうとすると袋が破けるという口コミが多く見られました。
公式に載っている方法だと少し良いようなので載せておきます↓
ニトリ 棚下ペダルペール ※デコホーム商品
通常のニトリ商品とデコホーム商品と2つの規格があります。
まったく異なる製品で、サイズも使い勝手も異なるので買う時は注意してください。
デコホーム:ニトリから生まれた、インテリア雑貨のお店。
今回は口コミの良いデコホーム商品で比較してます。
ニトリ【 デコホーム商品】の棚下ペダルペールは、サイズ・重さ・仕様がソロウの製品と同じでした。
口コミを見ても同じというコメントが多く、OEM(メーカーが他社ブランドの製品を製造すること)の可能性が高いです。
ソロウとの違いは「抗菌加工(SIAA取得)/防汚加工」の記載がなかったのと、色です。
そしてニトリは圧倒的に安いです。
ソロウとニトリの製品の違いをまとめました。
ソロウ | ニトリ 【 デコホーム商品】 | |
---|---|---|
45Lの値段 | 4,290円 | 2,790円 |
35Lの値段 | 3,630円 | 2,490円 |
20Lの値段 | 3,080円 | 1,990円 |
色 | ホワイト ブラック グレー | グレー ダークグレー モカ |
抗菌加工(SIAA取得) 防汚加工の記載 | あり | なし |
ニトリの口コミ・特徴に関してはソロウと同等と判断して割愛します。
ニトリのカラーラインナップがおしゃれでかわいい。
どれを選べばいいの?
違いから選び方について紹介します。
サイズで選ぶ
サイズだけを抜粋すると、
ケユカの製品、特にLL(45L)の方が高さがあるのでその分容量もありそうですが、
置く場所に適した高さを選ぶことが一番重要です。
LL(45L) | L(30L) | M(20L) | |
---|---|---|---|
ケユカ | W26.5×D42×H60.7 ※開口時H72.7 | W22×D41×H50 ※開口時H60cm | W20.5×D38×H37 ※開口時H46 |
ソロウ ニトリ【 デコホーム商品】 | W27×D42.5×H48 ※開口時61 | W22×D42.5×H48 ※開口時58 | W22×D36×H38 ※開口時48 |
値段で選ぶならニトリ【 デコホーム商品】
口コミを見てて結局どれも個体差委あって不具合でるときはでるなぁと思ったので、
いっそ安いものを買うのもありです。
値段だけ抜粋します。
LL(45L) | L(30L) | M(20L) | |
---|---|---|---|
ケユカ | 5,280円 | 4,620円 | 3850円 |
ソロウ | 4,290円 | 3,630円 | 3,080円 |
ニトリ 【 デコホーム商品】 | 2,790円 | 2,490円 | 1,990円 |
ソロウとニトリは製品がほぼ同じに関わらずこの値段差。
庶民の味方・北海道の代表企業・お値段以上のニトリを応援しております。
中で分割して使用するなら、いくつで分割するかで選ぶ
ゴミ箱の中の袋止めにひっかけることで、取っ手付きごみ袋をかけて分別できます。
ただケユカのLLサイズの金属の袋止めは分割して使う場合、
袋が滑りやすいという口コミもあります。
分割してできる枚数についてまとめました↓
LL(45L) | L(30L) | M(20L) | |
---|---|---|---|
ケユカ | 2-3枚 | 2-3枚 | なし |
ソロウ ニトリ【 デコホーム商品】 | 2枚 | 2枚 | 2枚 |
その他特徴で選ぶ
私が選んだのはケユカのダストボックス
悩んだ末に私が選んだのはケユカのダストボックスLLです。
理由は私が「取り出す時にゴミ袋が破けるのが一番嫌だから」です。
フタがしまりにくくても我慢できるけど、
ごみ袋が破けるのは絶対我慢できないめんどくさがり屋のまるです。
中を分割して使用する予定もないので、金属製の袋止めの方が私は使いやすいかな、
という判断でした。
今のところ不具合なく買って良かったです!
とはいえ何を重視するかは人によるので、自分のベストを探してみてください。
まとめ
理想のごみ箱に出会えず、段ボールをもう4年もごみ箱として使い続けてたごみ箱難民、まるです。
理想を追い求め続けてても仕方ないと諦めてた矢先、先日観音開きのごみ箱見て、これだ!!!と思った瞬間、5000円!!!?という値段に躊躇して一端検討しまくった結果がこちらの記事です。
観音開きのごみ箱を検討している人にこの記事が役に立てば幸いです。
まる。